柿の煮物ー砂糖の代用???

“Kaki”は万国共通で古い栽培暦を持っています。諸説ありますが、氷河期が終わった後、中国から渡来したなどと言われています。縄文時代になると遺跡からその種が出土していることから、果実として存在していたことは明らかだそうです。
現代のように甘い柿が食されるようになるまでには突然変異など様々な歴史があるようですが…
さて
砂糖を用いる以前の最も甘い食べ物は『柿』でした。今こそ一部では嫌われている砂糖は昔は貴重なものでした。そもそも南太平洋原産のサトウキビがインドに伝えられ、製造方法が発見されたと考えられています。紀元前5世紀に中国で製造技術が改良され、日本に伝えられたのは奈良時代に鑑真の渡来によって持ち込まれたという説があります。
とはいえ、当時の砂糖は献上品であるほど貴重なものであり、ごく一部の上流階級が甘味としての食品というより”薬”として用いていたようです。庶民が甘味として口にするようになったのは室町時代以降と考えられています。
前置きが長くなりしたが、柿は日本に古くからある食べ物で、砂糖が一般に食されるようになるまでは、最高に甘い食べ物だったんです。
糖質を嫌うか否かは今日はおいておいて、豊橋では柿の一大生産地域の生産者さんが、先日ヒョウの被害に遭われ、収穫真っ盛りの柿が傷んでしまいました。
私はその地域に知人がおり、幸い毎年、柿を沢山分けて頂くことができるので、毎年、沢山の柿をいかに美味しく頂くか(露骨な表現をすれば腐らせずに大量消費するか)を考えます。
もちろんそのままも美味しい!でも沢山ある時は別の話。
そして、本日オススメしたいのは煮物です。皆さんのお宅のいつもの煮物に入れるだけ。
合うんです。それは柿がとても甘く、他の果物のように強烈な香りを主張してこないからです。醤油の煮物に合うんです。例えるなら里芋の煮物のヌルヌルを除いて、食感をやや軽くした感じです。そして、鶏肉と共に口に含んだ時の美味ったら!!!!
いつもの煮物に入れるだけです。是非お試しくださいね。
最近、日本のあちこちで色んなことが起こります。有事の際にどうすることが良いのか私はまだ結論を持ち合わせていません。勿論、手を差し伸べないより、差し伸べる方が良いということは分かっています。
そんな中ではありますが、私なりの発信をさせてもらえたら…。それがひょっとして誰かの何かの役に立ったり、またもう一方で誰かのおいしい!にほんのヒントを提供することが出来たら…
なんてつくづくオモフ。

FOOD Lab. produced by Yuka N.

『料理する事』『食べる事』が今より楽しくなる。 1日3回、365日…一生繰り返す事ならば、より一層楽しい方がいい。 そんなふうに思うのです。

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